訓練競技のお話
皆さまは、わんちゃんを飼っていらっしゃる?
違うかもしれないけど。
訓練競技会は参加したこと、あるかしら?
わたしは、3頭目のボクサーで初めて競技会を知りました。
自分の犬の兄弟が参加していたサークルに混じりたくて、つながりがほしくて。
そこで初めて教えてもらいました、訓練というものを。
最初の競技会は、右も左もわからず、犬は隣のリンクに遊びに行き、それをつかまえて、なんて。
恥ずかしい。
多くの人はここで心が折れて、やめちゃいます。
犬はそう簡単には言うことなんか、聞きませんもの。
プロに頼めば、できる犬は競技会に出られるようになるのですが、一番大切なのは、犬の欲です。
欲とはなにか?
食べ物だったり、ボールだったり、ぬいぐるみだったり。
犬によって違いはあれど、欲しいものがあればあるほど、訓練はやりやすくなります。
欲しいのでがんばるので。
少しずつ習慣化して行って、形を作る。
犬の本来の動きとは違う事もあり、茶道に似ている形式美です。
しかも、犬は喜んでやってるように見えるべき。
馬術も馬との競技ですが、人は馬に直接身体を通して指示をだします。
一方で犬の場合、競技中犬に触れません。
お互いの気配のやりとり。
結構な緊迫感なんですが、これにハマるとねぇ。
失敗したら、またやりたい。成功したら、次もやりたい。
これ、やめるタイミングあります?
家庭犬の訓練からもう少し進むと、また違う世界。
犬の本能を発揮する競技の世界は、犬という生き物が、いかに素晴らしく、人とは全く違う能力を持っていることに驚きワクワクします。
そんな訓練競技会にようこそ。
なんて。
昨日の私たちペアは、一番最初に競技を終え、その後8時間待ちという苦行を行いましたよ。
って勧めてないじゃんね。
なんせ、快晴、激暑。
でも、この気分は最高。
自慢でした。
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